魔女の谷の夜はどこで見れる?魔女の谷ではなく大倉庫のオリヲン座

『魔女の谷の夜』が見られるのは、ジブリパークの「ジブリの大倉庫」です。作品名に魔女の谷と入っていますが、魔女の谷エリアでは上映していません。

取り違えやすいところです。魔女の谷は舞台であって、上映の場所ではありません。大倉庫の中にある映像展示室「オリヲン座」が、この短編を見られる唯一の場所です。エリアが違えば、要るチケットも変わります。

この記事で整理するのは、上映している場所、入れるチケット、作った人と内容、いつまで見られるかの4つです。料金と日程は2026年9月25日に公式サイトで確認した内容です。

『魔女の谷の夜』はどこで上映しているのか

ジブリの大倉庫の中にある、映像展示室「オリヲン座」です。席数は約170席で、上映時間は約14分の短編。上映が始まったのは2026年7月8日で、初日には特別上映会と舞台挨拶も開かれました。

紛らわしいのは、ジブリパークに「魔女の谷」というエリアが実際にあることです。ハウルの城やオキノ邸が建っているのはそちらで、映画を上映しているわけではありません。作品の舞台として魔女の谷が出てくるので、名前だけを見て魔女の谷エリアへ向かうと、オリヲン座にたどり着けません。

1日に何回上映するかは、公式には出ていません。オリヲン座だけの券も用意されていないので、大倉庫に入るチケットさえあれば、あとは館内で上映の案内を見て並べば見られます。

聴覚に障害のある人に向けては、1日に数回、日本語字幕付きの回があります。

見るにはどのチケットが要るのか

ジブリの大倉庫に入れるチケットが要ります。ジブリパークのチケットはエリアごとに分かれていて、入れる場所が券によって違います。

チケット大倉庫に入れるか料金(大人/子ども)
ジブリの大倉庫(エリア券)入れる全日 2,000円/1,000円
大さんぽ券スタンダード入れる平日 3,300円/1,650円、土日祝 3,800円/1,900円
大さんぽ券プレミアム入れる平日 7,300円/3,650円、土日祝 7,800円/3,900円
魔女の谷・もののけの里(エリア券)入れない平日 3,300円/1,650円、土日祝 3,800円/1,900円
里山さんぽ券入れない平日 1,000円/500円、土日祝 1,500円/750円
青春の丘(エリア券)入れない全日 1,000円/500円
どんどこ森(エリア券)入れない全日 1,000円/500円

短編を見るだけなら、いちばん安いのは大倉庫のエリア券です。全日2,000円で、ほかのエリアには入れません。子ども料金は4歳から小学生までで、3歳以下は入場無料です。どの券にもシステム利用料が1枚110円かかります。

同じ日に魔女の谷も回るなら、券の選び方に落とし穴があります。エリア券「魔女の谷・もののけの里」と大さんぽ券スタンダードは、平日大人3,300円で値段が同じ。ところが中身は違います。

  • エリア券「魔女の谷・もののけの里」: 大倉庫には入れない。代わりにオキノ邸・ハウルの城・魔女の家の3施設を観覧できる
  • 大さんぽ券スタンダード: 大倉庫・もののけの里・魔女の谷の3エリアに入れる。ただし魔女の谷の3施設は現地別売で、建物の中を見るには当日入場券を別に買う

つまり同じ値段でも、短編を取るか、魔女の谷の建物の中を取るかで券が分かれます。両方なら、5エリアすべてと建物の中まで見られる大さんぽ券プレミアムになります。

もうひとつ紛らわしいのが里山さんぽ券です。この券でも魔女の谷には入れますが、大倉庫は対象外なので短編は見られません。

チケットの発売は2か月前の10日14時からです。12月に行くなら10月10日に動くことになります。券種の細かい違いはジブリパークのチケット7種類の違い|プレミアムは必要?、発売日の仕組みはジブリパークとジブリ美術館のチケット発売日の違い|何時に何月分?にまとめています。

監督は誰で、どんな話なのか

原案と監督は宮崎吾朗、共同で監督を務めたのが山下明彦です。音楽は武部聡志、声の出演はジェシー(SixTONES)とアイナ・ジ・エンドが担当しています。

公式が出しているあらすじは、これだけです。

ジブリパークで働く〝新人くん〟の初めての夜勤の日。建物の修理依頼がたくさん入り、魔女の谷全体がなぜか落ち着かない雰囲気です。夜になって新人くんが現場へ向かうと、先輩のキクエさんがなぜかマントを羽織って呪文を唱えはじめ……

主人公が働いているのはジブリパークそのものです。パークを舞台にして、そこで働く人を主人公にした短編。スタジオジブリがパークのために作品を作ったのは、これが初めてです。

宮崎吾朗監督は『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』を手がけてきた人です。山下明彦監督は、ジブリ美術館の短編『ちゅうずもう』の監督。美術館の短編を作った人が、パークの1本目でも監督に加わりました。

公式の発表はありませんが、作中に『君たちはどう生きるか』のアオサギが隠れキャラとして出てくると、複数のメディアが伝えています。あのアオサギが何者なのかは君たちはどう生きるかが意味わからない?アオサギの正体から順に整理で扱いました。

ジブリパークの外で見ることはできるのか

できません。上映しているのはオリヲン座だけです。

ソフト化や配信の案内も、公式からは出ていません。パークへ行かないと見られない短編、という位置づけのままです。

混同されやすいのが、三鷹の森ジブリ美術館の短編との関係です。美術館には「土星座」という映像展示室があり、宮﨑駿監督を中心に作られた10作品が、期間ごとに入れ替わりで上映されています。2022年11月に大倉庫が開業してからは、その10作品がオリヲン座でも上映されるようになりました。

ただし2026年の秋は事情が違います。オリヲン座では7月8日から『魔女の谷の夜』が上映中で、10作品のほうはかかっていません。美術館の土星座のほうにも、『魔女の谷の夜』の上映案内は出ていません。同じジブリの短編でも、見られる場所が分かれています。

いつまで上映しているのか

終わる日は公表されていません。

ジブリパークの公式が出しているのは、2026年9月・10月・11月に上映予定、というところまでです。12月以降については何も書かれていません。

いつ入れ替わるかを決めるのは公式です。行く日が決まっているなら、大倉庫のページで上映の案内が続いているかを直前に見ておくと確実です。チケットが取れないときの手はジブリパークのチケットが取れないときは?空きが戻る日と別の買い方にまとめました。

まとめ

  • 『魔女の谷の夜』が見られるのは、ジブリの大倉庫にある映像展示室「オリヲン座」。魔女の谷エリアでは上映していない
  • 要るのは大倉庫に入れるチケット。いちばん安いのはエリア券の全日 大人2,000円。エリア券「魔女の谷・もののけの里」と里山さんぽ券では入れない
  • 原案・監督は宮崎吾朗、共同監督は山下明彦、音楽は武部聡志。ジブリパークのために作られた初のオリジナル短編で、上映時間は約14分
  • 『君たちはどう生きるか』のアオサギが隠れキャラとして登場すると複数のメディアが伝えている(公式の発表はない)
  • 上映は2026年7月8日開始。公式が出している予定は2026年11月まで。ソフト化や配信の案内はない

ジブリパークそのものと巡回展の違いはジブリパークは大阪にできる?ジブリパーク展は本体とどう違うのかで整理しています。

参考

  • ジブリの大倉庫(ジブリパーク。オリヲン座の席数・上映作品・上映時間・上映予定) — https://ghibli-park.jp/about/daisouko.html
  • チケット(ジブリパーク。券種ごとの入場できるエリアと料金・発売日) — https://ghibli-park.jp/ticket/
  • 新作短編アニメーション『魔女の谷の夜』ジブリパークにて上映決定(スタジオジブリ。監督・上映開始日・あらすじは同サイトの「ジブリだより 2026年8月号」 https://www.ghibli.jp/info/015012/ ) — https://www.ghibli.jp/info/014061/

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