「耳をすませば」と「借りぐらしのアリエッティ」のIMAX上映は、2026年10月23日(金)から11月2日(月)までの11日間。通常版とDolby Cinemaは10月30日(金)から11月12日(木)までです。
上映されるのは全国47都道府県の115館で、うちIMAXは62館、Dolby Cinemaは10館。東宝が案内する劇場一覧の、2026年8月19日時点の数字です。どちらも4Kデジタルリマスター版(元のフィルムから高い画質で作り直したもの)で上映されます。
この記事でまとめるのは、上映の期間と劇場の内訳、IMAXとDolby Cinemaの選び方、発売日と料金、入場者特典の5つです。
IMAXはいつまで?通常版とDolby Cinemaはいつから?
2026年8月に発表された日程は、2段構えです。
| 上映の形 | 期間 | 劇場数(8月19日時点) |
|---|---|---|
| IMAX | 10月23日(金)〜11月2日(月) | 62館 |
| 通常版(全国拡大上映) | 10月30日(金)〜11月12日(木) | 53館が加わる |
| Dolby Cinema | 10月30日(金)〜11月12日(木) | 10館(53館に含まれる) |
先に始まるのがIMAXで、1週間遅れて通常版とDolby Cinemaが始まります。IMAXの終わりは11月2日ですから、両方が重なるのは10月30日からの4日間だけ。IMAXで観たいなら、土日は10月24日・25日と10月31日・11月1日の2回しかありません。
注意したいのが、IMAXの劇場でも途中から通常版に切り替わるところがある点です。109シネマズは両作品の案内に「10/30(金)〜通常版上映」と書いています。IMAXの回が11月2日まで残るかどうかは劇場しだいなので、確実なのは最初の1週間(10月23日〜29日)でしょう。
どこで観られる?47都道府県115館、IMAXは62館
上映館は全国47都道府県にまたがり、どの県にも1館はあります(東宝の劇場一覧、2026年8月19日時点)。一覧は作品ごとに分かれていますが、115館の顔ぶれは2作品とも同じです。
IMAXの62館には、TOHOシネマズ、109シネマズ、イオンシネマ、ユナイテッド・シネマ、T・ジョイ、シネマサンシャインといった大手の系列がほぼそろっています。ただしIMAX上映のない県は19あります(青森・秋田・山形・福島・山梨・福井・三重・滋賀・和歌山・鳥取・島根・山口・徳島・香川・高知・佐賀・熊本・大分・宮崎)。この19県は10月30日からの通常版だけです。自分の県にIMAXがあるかは、劇場一覧の「※IMAX上映あり」の印で分かります。
Dolby Cinemaの10館は都市部に集まっています。
| 地域 | 劇場 |
|---|---|
| 北海道 | TOHOシネマズ すすきの |
| 東京 | 新宿バルト9、TOHOシネマズ 大井町 |
| 神奈川 | T・ジョイ横浜 |
| 埼玉 | MOVIXさいたま |
| 愛知 | ミッドランドスクエア シネマ |
| 大阪 | T・ジョイ梅田、TOHOシネマズ ららぽーと門真 |
| 京都 | MOVIX京都 |
| 福岡 | T・ジョイ博多 |
IMAXとDolby Cinema、どっちで観る?
IMAXとDolby Cinemaでは得意なことが違います。追加料金と期間もあわせて並べます。
| IMAX | Dolby Cinema | 通常版 | |
|---|---|---|---|
| 期間 | 10月23日〜11月2日 | 10月30日〜11月12日 | 10月30日〜11月12日 |
| 劇場数 | 62館 | 10館 | 53館が加わる |
| 画面 | 大型スクリーン。席がスクリーンに近い | 明暗の幅が広く、色が鮮やか | 劇場による |
| 音 | 劇場全体を包む大音量 | 天井にもスピーカーがある立体音響 | 劇場による |
| 追加料金の目安 | +700円 | +600〜700円 | なし |
IMAXに向く人
IMAXの強みは画面の大きさと、座席がスクリーンの近くに置かれていることです(TOHOシネマズのIMAX案内)。画面いっぱいに広がる街や森を「大きさ」で味わいたいなら、こちらが合います。入場者特典のポスターもIMAX上映限定。10月29日までに行けるなら、迷わずIMAXでよいと僕は考えています。
Dolby Cinemaに向く人
Dolby Cinemaは、映像と音の両方をDolby社の方式でそろえた上映です。明るい場所と暗い場所の差を大きく出せるので、色が鮮やかに映ります(松竹マルチプレックスシアターズの案内)。「耳をすませば」の夜道や、「借りぐらしのアリエッティ」の床下の家のように、暗い場面の多い作品ほど差が出やすい方式だと僕は見ています。
音は天井を含めて劇場のあちこちにスピーカーがあり、雨の音や足音が上下左右から聞こえます。10月30日以降に行く人、あるいは10館のどれかが近い人には、こちらが候補になるでしょう。
通常版で十分な人
追加料金なしで、11月12日まで観られます。10月30日から53館が加わるほか、IMAX劇場でも通常版に切り替わるところがあります。近くにIMAXもDolby Cinemaもない人や、2作品を続けて観たい人には現実的な選び方です。
上映の元データは4Kでも、劇場の設備によっては2Kに変換して映される場合があると案内されています(ぴあ映画)。4Kのまま観たいなら、行く劇場の設備の案内を見てから決めるのが確実です。
チケットはいつから買える?料金はいくら?
2作品は別々の上映で、チケットもそれぞれ必要です。前売券の案内は、8月末の時点で公式の告知にありません。買い方はふだんの映画と同じで、劇場ごとのネット販売か窓口です。
TOHOシネマズと109シネマズのネット販売は、上映日の2日前の午前0時に始まります。TOHOシネマズは非会員が2日前の0時、TOHO-ONE会員は3日前の21時から(公式のよくあるお問い合わせ)。109シネマズも2025年12月から同じ時間割で、非会員が2日前の0時、シネマポイント会員が3日前の21時からです。2社とも窓口と自動券売機は、2日前の劇場オープンから買えます。
この2社なら、初日10月23日(金)の回は10月21日(水)の午前0時に売り出されます。会員なら10月20日(火)の21時。最初の土日(24日・25日)も同じ計算で、22日と23日の午前0時です。ほかの系列は劇場ごとに決まりが違ううえ、TOHOシネマズはイベント上映で通常より早く売ることがあるとしています。10月中旬に劇場の作品ページを一度見ておくと安心です。
料金は「通常料金+方式ごとの追加料金」です。2026年8月時点の各劇場の料金表から、主な劇場を並べます。
| 劇場 | 一般料金 | IMAXの追加 | Dolby Cinemaの追加 |
|---|---|---|---|
| TOHOシネマズ | 2,000〜2,200円(劇場で違う) | +700円(新宿) | +600円(すすきの) |
| 109シネマズ | 2,000円 | +700円(名古屋) | — |
| T・ジョイ | 2,200円(博多) | — | +600円(博多) |
一般ならIMAXで2,700〜2,900円、Dolby Cinemaで2,600〜2,800円が目安です。Dolby Cinemaの追加料金はミッドランドスクエア シネマが+700円で、劇場ごとに違います。行く劇場の料金表で確かめてください。
上映時間は「耳をすませば」が約111分、「借りぐらしのアリエッティ」が約94分(スタジオジブリ公式の作品ページ)。IMAXで2本続けて観ると、追加料金だけで1,400円になります。
入場者特典のポスターはもらえる?
入場者特典は、IMAX劇場公開用ビジュアルポスター(A3サイズ)です。公式発表では「IMAX上映限定」とされているので、Dolby Cinemaと通常版の回では配られません。配布は公開日の10月23日(金)からで、数に限りがあり、なくなり次第終了。配る枚数や残り具合は劇場ごとに違います(アニメイトタイムズ)。
絵柄は、8月に公開されたIMAX版ポスターそのものです。「耳をすませば」は聖司が自転車を押しながら雫を家まで送る夜道の場面、「借りぐらしのアリエッティ」は翔の手のひらに乗って見上げるアリエッティ(スタジオジブリ公式)。
IMAXが取れなくても大丈夫?もののけ姫と魔女の宅急便の前例
IMAXでの4Kリマスター上映は、2025年10月の「もののけ姫」、2026年6月の「魔女の宅急便」に続くものです。
「もののけ姫」は、IMAX 61館で始まって3日間で10.8万人・2.4億円(ファミ通.com)。この反響を受けて、11月7日から171館・47都道府県への拡大上映が決まりました。Dolby Cinema上映10館も加わり、この作品としては世界で初めてでした(スタジオジブリ公式)。
「魔女の宅急便」も、IMAXで始まって2週間後の7月3日から、110館あまりへの拡大上映とDolby Cinema 11館が加わっています(cinemacafe.net、2026年5月21日)。
今回が「もののけ姫」のときと違うのは、拡大上映とDolby Cinemaが最初の告知の時点で決まっている点です。IMAXの席が取れなくても、1週間待てば近くの劇場で観られます。
逆に言えば、IMAXの期間は11日間で固定です。「もののけ姫」のように反響で広がる保証はないので、IMAXにこだわる人は最初の週末(10月24日・25日)を狙うのがよさそうです。僕なら、IMAXで1本、Dolby Cinemaでもう1本と分けて観ます。
まとめ
- IMAXは10月23日〜11月2日(62館)、通常版とDolby Cinemaは10月30日〜11月12日(53館が加わり、うちDolby Cinemaは10館)。47都道府県すべてに上映館がある
- 109シネマズは10月30日から通常版に切り替わる。IMAXで観るなら10月29日までが確実
- IMAXは大画面と近い席、Dolby Cinemaは明暗の差と立体音響。追加料金はIMAXが+700円、Dolby Cinemaが+600〜700円の目安
- 前売券の告知はなく(8月末時点)、TOHOシネマズ・109シネマズのネット販売は上映日の2日前の午前0時から。初日分は10月21日の0時
- 特典はA3のIMAXポスター。IMAX上映限定で、10月23日からなくなり次第終了
上映館と回数は変わることがあります。行く前に、東宝の劇場一覧と劇場の作品ページで確かめてください。
参考
- 「耳をすませば」「借りぐらしのアリエッティ」4KデジタルリマスターIMAX®上映決定!(スタジオジブリ公式、2026年8月17日) — https://www.ghibli.jp/info/015304/
- 耳をすませば 4Kデジタルリマスター 劇場情報(東宝の劇場一覧、2026年8月19日現在) — https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=mimi
- 借りぐらしのアリエッティ 4Kデジタルリマスター(109シネマズ) — https://109cinemas.net/movies/5708.html
- インターネットチケット”vit”では、いつからチケットを購入できますか?(TOHOシネマズ よくあるお問い合わせ) — https://help.tohotheater.jp/faq/show/94
- TOHOシネマズ 新宿 料金・割引サービス表 — https://www.tohotheater.jp/theater/076/price.html


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